夏目漱石

夏目漱石-なつめそうせき

慶応3年1月5日-大正5年12月9日

 名は金之助(きんのすけ)。東京生まれ。大学時代に正岡子規と出会い俳句を学ぶ。
 帝国大学英文科卒業後、松山の中学校教師・熊本高等学校教授として務めた後にイギリスへ留学する。帰国後、東京帝国大学講師として英文学を講じながら雑誌「ホトトギス」に「吾輩は猫である」を書き、これが評判となって「坊っちゃん」「倫敦塔」などを書いた。晩年は胃潰瘍に悩まされ、「明暗」が絶筆となった。

関連記事